プログラミングスキルを向上させるためのコツとは?

プログラミングの勉強をしてるんだけど、なかなか上達しないな・・・どうしたらいいんだろう??

本記事では、上記のような疑問を解決します。

本記事の内容
  • プログラミングが上達しない原因と対策

間違った勉強のやり方をしていても時間の無駄です。より効率よくプログラミングスキルを磨くためにどうすべきなのか、本記事でぜひ知っておくと良いでしょう。

では次から具体的に説明していきます。

目次

プログラミングスキルが向上しない原因

プログラミングがなかなか上達しない原因はいくつかあります。

以下のとおりです。

  • 目標、計画がない
  • 相談できる相手がいない
  • 勉強時間をとれていない

以降で詳細を説明していきます。

目標、計画がない

プログラミングを勉強する明確な目的を持つことが大切です。ただ漠然と勉強するのではなく、プログラミングを勉強して何がしたいのかを明確にもつことが大切です。

そして、目標に向けた計画を立てることが大事です。

「1年後のIT企業に就職する!」などの具体的な目標と期限を設定することで、そこから逆算して、半年後・3ヶ月後までに何をやらなければならないのかの目標を決めることができます。

期限を決めることで、より目標感をもって学習を進めることができます。

相談できる相手がいない

独学で勉強している場合には特にですが、プログラミング学習は多くの問題にぶつかります。

そしてこれらを一人で解決しないといけない状況にある場合、ひとつひとつの問題の解決に多くの時間を費やしてしまうことになり、また解決できずに挫折してしまうこともあります。

これがなかなか上達できない原因になります。

発生した問題を「誰かに聞ける環境」があると良いです。

一緒に勉強に取り組める仲間を見つけたり、プログラミングスクールを利用したり、自分に合った環境を用意することが大切です。

勉強時間をとれていない

プログラミングの習得は簡単にできるものではありません。それなりの時間が必要です。

十分な時間を投入できていない状態であれば、上達しないのは当たり前です。

普段どれぐらい勉強時間を確保できているのか自分で把握できていて、計画的に勉強を進めることができていますでしょうか。

手当たり次第に勉強しても効率が良くありません。勉強スケジュールに沿った形で時間を確保し、計画的に進めていきましょう。

また、学習した内容や時間を記録しながら勉強を進めると良いです。

学習内容や時間が可視化されモチベーションの向上や、時間を意識することで効率的に勉強に取り組むことができます。

プログラミングスキルが向上するための方法

プログラミングが向上するためには、どうすれば良いのでしょうか??

ずばり以下のとおりです。

  • 目標、計画を立てる
  • 論理的思考を身につける
  • プログラミングに暗記は不要であることを理解する
  • 調べ方を身につける
  • 実際になにか作ってみる
  • 相談相手を見つける

以降で詳細を説明していきます。

目標、計画を立てる

なんのためにプログラミングを学習するのか、目標を明確に設定しましょう。

また、いつまでに目標を達成するのか、どうやって達成するのか計画を合わせて考える必要があります。

この時に気をつける必要があるのが「無理な計画を立てない」ということです。

ただでさえプログラミングの学習は難しいものです。無理な計画を立ててしまうと挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。

無理のない範囲で適切な計画を立てることが大切になります。

論理的思考を身につける

論理的思考は、筋道を立てて問題を解決する方法を探る考え方になります。

プログラミングでは、コンピューターに対して論理的な思考に基づき正確な指示を与えなければなりません。

例えば、カレーを作成することを考えてみましょう。

食材の買い物、調理、完成したカレーをお皿につぐなど、さまざまなステップを踏む必要がありますが、これらの筋道を立ててやりたいことを実現することを考えるということです。

論理的思考UPのトレーニング

論理的思考を向上させるには以下のようなトレーニングが有効です。意識して続けてみましょう。

  • 常に疑問を持ち答えを考える
  • 結論から伝えるようにする
  • 理由を体系的に整理する
  • 定量データを用いて説明する

プログラミングに暗記は不要であることを理解する

プログラミングにおいて暗記は必要ありません。

なぜならば、多くの場合開発環境ツールが予測してくれるからです。たとえば、「function」という文字を打ち込みたい場合、”func”あたりまで入力すれば、入力文字の候補として”function”が出てくるような形です。

また、良くプログラムで使いたいようなコードがあれば、ツールに登録しておいていつでも呼び出しができるような形をとることが普通です。

その方が効率も良いし、打ち間違いもなく品質も高いですよね。

そもそも、プログラマーは人々の生活が豊かに、楽ができるようにシステムやアプリを開発しています。基本的にめんどくさがりなのです。

なので、プログラミングも楽をしましょう。

暗記は不要ですが、「こうやれば良かったな」レベルで記憶しておいて、必要になったときにその情報が簡単に引き出せる状態にしておく必要があります。

調べ方を身につける

映画やドラマに出てくるプログラマーを見ると「カタカタカタカタ」と超スピードでキーボード入力をしているシーンがありますが、あれは超スーパーなプログラマーです。

みんながみんなそうではありません。

プログラムの書き方が分からなくて調べることもありますし、テストしているときに原因が分からないエラーが発生して調査のためにネットで調べることもあります。

エラーの場合にはまずは発生しているエラーメッセージをそのまま検索してみましょう。世の中同じような状況になっている方はいるものです。場合によっては検索ヒットします。

検索ヒットしない場合には、状況を表すキーワードを並べ検索してみると良いでしょう。(「Java ファイル書き込み エラー」のような感じ。)

思うような検索結果が得られない場合には、検索キーワードをいろいろ変更しながら検索を進めていきましょう。

実際になにか作ってみる

実際にちょっとしたものでも良いのでなにか作ってみることがおすすめです。

教科書を頭から一からやり進めるのも良いのですが、なかなかモチベーションの維持も難しく学習の継続が困難な場合があるかもしれません。

それよりも何かを真似してでも良いので動くものを作ってみて、そしてそこから、「ここをこうしたい」、「あそこはこうがいいなぁ」など自分が考えるやりたいことを少しずつ取り込んでいくことが良いです。

思い通りのものを作成できたという喜びを感じながら、プログラミングの理解を進めることができます。

また、実際に手を動かしてプログラミングを行えば行うほど問題点にぶつかると思います。これらを1つずつ解決することで新しい学びを得ることができます。

教科書通りに進めるのも良いですが、「実際に作ってみる」ということも大切にすると良いでしょう。

現役プログラマーの人もすべてを理解しているのかというとそうではありません。とりあえず手を動かすいう事を意識しましょう。

相談相手を見つける

人間は生きていくうえで仲間が必要です。なのでプログラミングも同じです。

エラーでつまってしまって、たくさん時間をかけてしまうととても勿体ないです。

協力を仰ぎ物事を進めていきましょう。

今の時代はSNSで世界中の人とつながれる時代です。Twitterで困っていることをツイートすることで問題が解決したり、友達ができたりもします。

ここは社交的な人と、そうでない人と向き不向きが出てきますが、自分にあった形で相談相手を見つけましょう。

SNSが苦手な人はプログラミングスクールがおすすめです。講師や問い合わせ窓口が用意されていますので、気兼ねなく質問ができます。

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